トーマス・D・ウォルターズ博士

トロント大学小児科准教授。 シックキッズ・トロントのスタッフ小児消化器専門医であり、小児炎症性腸疾患プログラムのディレクターおよび内視鏡検査室の医師マネージャーを務める。

 西オーストラリア州パースで小児科研修を受けた後、カナダ・トロントに移り、トロント大学ホスピタル・フォー・シック・チルドレンで臨床小児消化器学の研修を受け、さらに小児炎症性腸疾患のフェローシップ、臨床疫学、測定法、試験デザイン、遺伝学、生物統計学の卒後研修を修了。 2010年に正教授に昇格。 一日の大半をIBDの小児および青年の臨床治療に費やしている。 IBDの小児および青年の病因、症状、転帰に関する幅広い臨床研究に関心を持つ。 また、多くの国内および国際的な小児IBD臨床研究グループ、最近ではCanadian Children IBD Networkのデータ管理・収集プラットフォームの開発・指導も行っている:CIHRとCH.I.L.D財団の共同パートナーシップ(CIDsCaNN)。 Walters博士は、IBDに特化した様々なトピックについて数多くの原稿や本の章を執筆しており、IBDの小児および青少年の臨床ケアの改善に関連した教育プログラムを世界中で定期的に指導している。