スコット・マカリスター博士

スコットはメルボルン大学のシニア・リサーチ・フェローで、ヘルスケア・カーボン・ラボのリサーチ・ディレクターを務めている。2005年よりコンサルタントとして、さまざまな産業の環境ライフサイクル評価を手がける。2009年からはヘルスケア分野のアセスメントに携わり、その後、さまざまな医療機器や介入の環境影響に関する論文を執筆・共著。 

その後、スコットはメルボルン大学でヘルスケアの脱炭素化をテーマに博士号を取得した。彼の研究の包括的な焦点は、価値の低い医療が炭素に与える影響である。その一環として、病理検査や画像診断、麻酔、手術のカーボンフットプリントの計算、在宅血液透析や腹膜透析と施設内血液透析の影響の比較など、炭素の影響を医療技術評価にどのように組み込むかに焦点を当てた研究を行っている。