ヤコブ・ベグン博士
ケンブリッジ大学で生化学の理学修士号を取得後、ハーバード大学医学部で医学博士号と遺伝学の博士号を取得。マサチューセッツ総合病院(MGH)にて消化器学と炎症性腸疾患(IBD)の上級研修を受け、マイクロバイオームと免疫系の相互作用に強い関心を抱くようになる。2014年にオーストラリアに戻り、IBDの臨床およびトランスレーショナルリサーチに興味を持つ。メーテル病院(ブリスベン)のIBDクリニカルリーダー、メーテル研究所(クイーンズランド大学)のIBDグループリーダーを務める。腸の自然免疫機能と微生物群集の相互作用を研究する基礎およびトランスレーショナルな研究室を運営している。また、メーテル・ヤング・アダルト・ヘルスセンターにて、IBDの自然史、内視鏡的評価と介入、青年および若年成人のIBD患者に対するケアの障壁を調査する臨床研究も行っている。