ジョセフ・ソン教授
宋教授は現在、シンガポールの南洋理工大学の特別栄誉教授、上級副学長(健康・生命科学)、リー・コン・チアン医学部長を務めている。
香港大学で医学学位(MBBS)を取得後、カルガリー大学より生物医学博士号、香港中文大学より医学博士号を授与される。2010年から2017年まで香港中文大学副学長兼学長を務める。
宋教授の研究テーマは、腸管出血、ヘリコバクター・ピロリ菌、消化性潰瘍、B型肝炎、大腸癌、その他消化器系の癌などである。近年は、腸内マイクロバイオーム、消化器疾患、臨床医学における人工知能の応用に関する研究にも取り組んでいる。主要な医学・科学雑誌に掲載された科学論文は1,000本を超える。近著に『医療における人工知能』:From Ethical, Social, and Legal Perspectives "を2024年に出版。
宋教授は、2018年から2024年まで連続してクラリベイト・アナリティクス社の「Highly Cited Researcher」に認定されている。