アマニー・ゼクリ教授

Amany Zekryはニューサウスウェールズ大学(UNSW)医学部教授であり、同大学の臨床アカデミックである。基礎研究と臨床医学に関心を持つ研究者。臨床研究では、国家目標を達成するためのウイルス性肝炎のスクリーニングと治療の改善に注力している。現在の基礎研究では、ヒト実験と動物実験を組み合わせ、肝臓がんにおけるマイクロバイオームの役割を解明している。アマーニーはこれまでに1300万ドル以上の助成金を受けている。 

また、社会から疎外された人々に対する医療提供のギャップを埋めることにも尽力しており、さまざまな組織や個人と協力し、ウイルス性肝炎や肝がんの地域ベースのケアモデルを開発してきた。彼女の努力は、2018年のニューサウスウェールズ州公共部門女性トップ50賞をはじめ、国や州レベルの賞で評価されている。また、政策形成においても重要な役割を果たし、現在もニューサウスウェールズ州のウイルス性肝炎に関する大臣諮問委員会の委員を務めている。以前はオーストラリア肝臓協会の会長を務め、C型肝炎と肝臓がんに関する資金確保とコンセンサス・ステートメントの作成に携わった。